現在の状況

私は福岡市でパチンコ業界の設備工事業を営んでおります。

銀行より仕入れ代金として数千万円の借り入れを行いましたが、手形貸付が返済不能となり、業務停止に陥ってしまいました。

その後、税金の滞納も数百万円まで膨らみ、昨年事業廃止を受けました。

法人負債は数億円、現在仮差押えとなっている状況で、未払い賃金はありません。

また社員も解雇済みです。

現状会社財産はなく、商用車・複合機のリースが残っております。

また、個人としての負債も数千万円あり、車のローンがあります。

ご相談内容

法人の負債を約1億円抱えております。

債務超過の中会社の再建は厳しい現状であり、法人破産の申立てを行うことを希望しております。

また、個人としても負債が数千万円あり、個人の破産についてもお願いしたいと考えております。

弁護士費用ですが、200万円くらいは工面できるように準備しております。

その道の専門家である弁護士の先生にご相談にのって頂けますと、大変心強いです。

お力添え頂けますと幸いです。

弁護士からのアドバイス

弁護士向井

すでに、債務超過・廃業状態であることから早期に法人破産の申立をおこなうことを検討すべきです。

会社には、リース物件が複数ありますが、勝手に業者に引き上げ要請を行った場合、当該物件の処理が破産手続き上、問題となる可能性があります。

リース契約の内容やリース物件の存在場所・使用用途等を検討のうえ、慎重に処理方針を決定する必要があります。

また、代表者個人の負債も数千万あることから、個人破産または個人再生手続きをとるべきです。

車に関しては、ローンの契約内容や車種・購入時期等によっては、手元に残すことが可能であるため、これらの事情をご教示ください。

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